厄落としと厄除け、厄払いと除霊の違いを分かりやすく解説

災難が降りかかりやすいと言われる厄年。厄年には厄落としや厄除け、厄払いを行うと良いとされています。厄落としや厄払いなど、似たニュアンスですが、実はそれぞれ違った意味があります。

また、厄払いと除霊も似た意味で使われることがあり、違いを知る人は多くありません。今回は厄落としや厄除け、厄払いと除霊のそれぞれの意味と違いについて解説します。

厄落とし・厄除け・厄払いの違いとは?


人生で3回訪れる厄年は、災厄が降りかかりやすい年とされるため、厄を払う祈祷を受けると良いとされています。厄を払う祈祷は厄落とし、厄除け、厄払いなど様々な呼ばれ方があり、それぞれ意味も異なります。厄落とし・厄除け・厄払いの詳しい意味から違いを見てみましょう。

厄落としとは

厄落としとは、自らわざと災厄を作り、それ以降の災厄が起こらないようにするための儀式です。具体的には、自身が大切にしてきたものや、いつも身に付けているもの、アクセサリーや小物などを落とす行為を指します。また、不要な物を処分する断捨離も厄落としの一種です。

地方によっては、食事を振舞ったり、高いところからお菓子や餅を撒いたり、赤飯を配ったりすることで厄を落とすと考える場合もあります。

厄落としは神社やお寺で祈祷を受けるのが一般的ですが、細部は地域によって異なります。そのため、厄落としを考えているのであれば、まずはその地域の厄落としの仕方を調べてみましょう。

厄除けとは

厄除けとは、災厄や災いを呼び込む邪気が近寄らないように祈願・祈祷をする、つまりは予防に当たる行為です。厄除けは厄年だけではなく、良くないことが続く際に行われることもあります。

厄除けは基本的には密教系のお寺で行います。しかし、神社で行ってもらえる場合もあるので、厄除けをしたいけれど近くにお寺がない場合は、神社に問い合わせてみると良いでしょう。

厄払いとは

厄払いとは、すでに何らかの災厄が身に降りかかっている場合に、災厄を払うために受ける祈願・祈祷のことです。身に付いてしまった邪気や穢れを払うことで、災厄を退け状況の改善を図ります。

厄払いは神社で受けるのが一般的で、神道の教えに則ったお祓いが行われます。厄払いも厄除けと同じく、厄年以外でも災難が続く場合に受ける人が多いです。

厄払いと除霊の違いとは?


厄払いや厄落としなど、厄を落としたり払ったりする言葉の意味について解説しました。悪いものを落とす、払うという意味では、除霊も似た言葉に思えますが、決定的な違いは祓うものが「厄」であるか「霊」であるかという点にあります。

霊は、特別な力があり霊に直接干渉ができる霊能者にしか祓うことができません。除霊をしてもらおうと神社やお寺に行く人もいますが、実は、神社神道の世界や一部の宗派では「霊魂観」が明確に定められていません。そのため、除霊や悪霊祓いといった儀式は公式には認められておらず、除霊というより霊による災難を避けるための祈祷や、霊を鎮めるための供養といった形になります。

神職者の中には霊感があり、霊を祓うことができる人もいるでしょう。しかし、全ての神職者に霊感があるわけではないので、神社やお寺では霊を完全に祓えることは稀なのです。

除霊が必要な場合

除霊が必要な場合は、神社やお寺より霊能者に相談をするべきですが、霊感のない一般の人ではそもそも身に降りかかる災難が厄なのか霊によるものなのか判断がつきにくいでしょう。除霊の一之助では、症状が霊の仕業であるのかどうか、無料で鑑定を致しますので、以下のような症状があった場合はお気軽にご相談ください。

・原因不明の体調不良に悩まされている
・治療を受けても病状が改善しない
・仕事がうまくいかなくなった
・職場の空気がよどんでいると感じる
・人間関係の悩みがある
・恋人とうまくいかない
・良縁に恵まれない
・子どもが授かりにくい
・家庭内の空気が悪くなった
・知人や家族の性格が突然変わった

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鑑定の結果、霊が原因でなければ、その旨をお伝えして鑑定は終了となります。つまり、完全無料で「霊に取り憑かれていたらどうしよう」という気味の悪い心配から解放され、安心することができるのです。

また、霊が原因ではなかった場合、鑑定は終了しますが、厄除けやスピリチュアルヒーリングなど症状に合わせてご提案させていただきますので、根本的な悩みの解決につながることもあります。もちろん、これらのご提案は強制ではないのでお断り頂くことも可能です。

本人以外でも知人や家族の鑑定もフルネームさえ頂ければ、相手の方に知られずに鑑定・除霊することができます。自分や周りで少しでも気になることがあったり、霊の仕業が疑われたりした場合は、一之助にお気軽にご相談ください。

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厄除けや厄落とし、厄払いは、災難から身を守ったり、災難の原因である邪気を落としたりする儀式です。厄落としなどでは邪気は祓えても霊を祓うことはできません。

厄払いをしても災難が続いたり、厄年でもないのにやたらと悪いことが起こる場合、厄ではなく霊が原因である可能性が高いと考えられます。霊は神社やお寺では祓えないことがほとんどであるため、少しでも霊の仕業が疑われたのであれば、一之助の無料鑑定をご利用ください。

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