日本の除霊と海外の除霊の違いと事例を紹介

日本では、人や物に取り憑いた悪霊を祓うことを「除霊」と言います。除霊の方法は様々にありますが、一般的には神社やお寺でお祓いしてもらうイメージを抱く人は多いでしょう。

では、神社やお寺のない海外では、どのように除霊をしているのでしょうか。今回は日本と海外の除霊の違いについて、事例も含めて解説します。

日本と海外の除霊の違いとは?


日本と海外の除霊事情から違いを見てみましょう。また、日本と海外、それぞれで実際にあった除霊の事例についてご紹介します。

日本の除霊

日本の除霊方法には、様々な方法がありますが、主な方法は以下の3つです。

・お寺や神社、霊能者の元でお祓いをする
最も確実な除霊方法です。お寺や神社は基本的に神様や仏様の力が満ちており、力の弱い霊ならば、神社やお寺に行っただけでも離れることもあります。

また、近くに力の強そうな神社やお寺がない場合は、霊能者に除霊を依頼することもおすすめです。

・お経や祝詞(のりと)を唱える
お経や祝詞(神道における神に唱える言葉)を唱えることで、霊をあの世へ導いたり、祓ったりすることができます。ただし、ただ唱えれば良いわけではありません。

お経や祝詞を霊に対して唱える場合は、霊能力がない人ではほとんど効き目がないのです。中途半端に霊に触れると、逆上して霊障がひどくなる危険もあるため、霊能者に依頼して唱えてもらいましょう。

・塩をまく
お祓いや邪気除けには、塩が有効です。なぜ塩なのかというと、日本書紀に登場する日本の神様、イザナギノミコトが、黄泉の国から帰ってきた際に、海水で穢れを祓う「潮禊(しおみそぎ)」を行い、それが転じて穢れは塩で祓えるという考え方が生まれたからです。

小見出し:日本の除霊の事例

日本の除霊の事例をご紹介します。

・落ち武者霊の事例
とある家族が、昔の合戦上後に家を建ててしまった結果、夜な夜なラップ音がなり、落ち武者の霊が家の中を歩き回るという現象が起きるようになってしまいました。

そこで、依頼を受けた霊能者が、土地神に対する祈祷を行ったところ、怪奇現象は止んだとのことです。

・車に霊が憑いていた事例
実は、霊は人にだけ憑くわけではありません。建物や物などにも取り憑くことがあります。

とある男性が中古車を購入したところ、頻繁に事故にあうようになりました。事故と言っても、車のどこかを電柱やガードレールにぶつける程度なので、命に別状はありません。そのため、事故にあってもそのたびに車を直して乗っていたそうです。

しかし、何度車を直しても事故は起きます。その上、車が勝手に動いて事故にあっているような感覚を感じだしたそうです。そこで霊能者に依頼したところ、車の前の持ち主が車の事故で亡くなっていることが判明したのです。

その車で亡くなった霊は車に取り憑き、寂しさから次の所有者を死に引きずり込もうとしていたのでした。そこで、車を除霊したところ、事故は起きなくなりました。

海外の除霊

海外では、悪い霊を祓う儀式は、除霊という言葉ではなく、「悪魔祓い」という言葉の方が浸透しています。

悪魔は悪霊と違うのかというと、厳密に言えば違いますが、悪魔祓いで祓う物は、悪魔、悪霊、悪神、魔神、偽神であるので、悪霊も悪魔祓いの対象となります。

悪魔祓いの方法は、地域や宗派などによって異なりますが、ほとんどの方法で十字架や聖書、聖水など、聖なる力を持つ道具を使います。

海外の悪魔祓いの事例

海外の除霊(悪魔祓い)の事例を紹介します。

・映画「エクソシスト」の元となった事例
1973年に公開された、悪魔祓いをテーマにした映画「エクソシスト」。見たことはなくても、名前を聞いたことがある人は多いでしょう。

実はこの映画は、実際にあった悪魔祓いが元となっているのです。元となった事例では、悪魔が憑いた人が暮らす家で聖母マリアやキリストの像や絵が壁から突然落ちたり、壁の中から壁を叩く音が聞こえたりと不可解な現象が続きました。

さらに、悪魔に憑かれた人の体には「Hell(地獄)」などの文字がひっかき傷のような傷として浮かび上がり、体中を移動したそうです。この悪魔は家族総出で悪魔祓いを受けたことで、祓うことができたそうです。

日本式の除霊は海外の霊に通用する?

日本と海外では、同じ除霊でも方法に違いがあることが分かりました。そこで気になるのは、海外でもしも霊に遭遇した際、または海外から霊を日本へ連れ帰ってしまった場合に、日本式の除霊は効くのかということではないでしょうか。

結論から言えば、海外の霊、つまり外国の人の霊でも日本式の除霊方法は効果があります。なぜならば、外国の人の霊に日本語のお経や祝詞を唱えた場合、霊界においては言葉や言葉が持つ意味は通じるからです。

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日本と海外の除霊方法は異なるが霊には通じる


日本と海外の除霊方法は異なる部分が多くあります。しかし、霊界では現世の言葉の違いはなく、意味は通じるので例え外国の人の霊でも祓うことができます。

そして、日本と海外の除霊で共通して重要なのは、霊が憑いている状態を放置しないことです。霊や悪魔は放置しても離れることはありません。むしろ、霊障がひどくなってしまうので、霊に取り憑かれていると感じたのであれば、早急に対処するべきです。

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